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☆子ども同士のマイナスと思われがちな関り☆

子ども同士のマイナスと思われがちな関り

 

長時間一緒に過ごしている集団生活では、お友達との関係がスムーズにいかないことが当然あります。

それは悪いことではありません。

自我が芽生える頃から自己中心的に「ほしいものはほしい」と、欲求のままに手や口が出てしまうことは発達過程において

どのお子さんにもあります。

また、それらの経験を重ねると少しずつ相手の気持ちが分かるようになってきますが、そこの発達も個人差があります。

心持ち、やり方、ペース等は皆違いますので、年齢的なことだけで「できる」「できない」と線引きはできません。

個人にフォーカスしても日によって情緒が安定しているときもあれば不安定な時もあり、

お友達に柔軟に対応できる日とできない日があります。

集団生活をしている子ども社会では、日常が人間関係の学びと捉えていただければ幸いです。

葛藤や折り合いをつける経験は生きる力としてとても大切な経験です。

特に乳幼児時期のこれらの経験は、先行きの見えない現代社会への対応力、変化に応じる力となる教育の原点です。

感情をありのままに相手にぶつけ、それを受け止める経験を通して、

自分自身の体験から相手の立場や気持ち、力加減、言い方も少しずつ学んでいきます。

相手は共に育ってきた(いく)「おたがい様」「おあいこ」「もちつもたれつ」の間柄。

自分なりの解決方法を体や心で感じ取ってもらいたいと思っています。

子ども達の育ちを温かくなが~い目で応援していただけると大変有難く思います。

この記事を書いた人

園長先生
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