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おもしろこども縁日・年長児・松明まわし練習②

 

年長児は、お神輿や松明回しを大勢の前で披露するということもあり

緊張と楽しみが入り混じり、数日前からソワソワしています。

「どーしよ、やっぱり、大勢の前でできないかも。」

「自分のママだけに見せたいな~」

「緊張しちゃうよ~」など、それぞれ、胸の内の気持ちが言葉となって次々表れてきました。

 

回す順番はどうしますか?

皆さんで決めてほしいと思います。と伝えると

ひとりの子が「ぼくは、〇〇くんの前がいい。」と言いました。

「わたしは、〇〇ちゃんの次が良い」

「じゃあ、私は〇〇ちゃんの前にする」

といった具合に「何番目」という決め方ではなく

人とのつながりの中で自然と順番が決まりそうです。

「ということは、わたしは何番?」

というやり取りを遠目で見守っていました。

そんな中、「誰が一番になるの?わたしは無理無理無理💦」という話になると

「わたしが、いちばんにやります!できます!」と声高らかに右手を挙げて名乗り出た勇者がいました。

「ありがとう」とお友達に抱きつかれながら一番を引き受けてくれたのです。

そんなやり取りの中、どうやら無事に順番は決まったようです。

 

順番は、ジャンケンなどでも決められますが、

今の年長児にとっての基準は、仲良しの友達との繋がりが重要で、

安心感を得るため、仲良しの子と近くだったら頑張れるという思いで決めているようです。

私自身も子どもの頃、同じような経験をしたことを思い出しました。

 

今日も年長児は、各自納得行く(「もう大丈夫」「もうやめる」と言う)まで松明回しの練習をしました。

頭の上でカウボーイのようにブンブン藁で編んだ松明を回す経験は中々ありません。

初めは、持ち方やコツをつかまないと

小さく作られた松明とはいえ、思うようにいきません。

右手を左手で持ち換えてみたり、時計回りを反対まわしにしてみたり、

一人ひとりが自分に合った回し方を色々試して回し方を決めていきます。

回数を重ねるごとに「できた」「これにきめた」と回せるようになり、

「たのしい」「もっとやりたい」という言葉が次々出てきました。

 

当日に向けて、各自練習に励んでいます。

 

 

この記事を書いた人

園長先生
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