ブログ・お知らせ
☆運動発表会を終えて☆
幼児クラスの運動発表会が無事に終わりました。
今は、ホッとした気持ちと幸せな気持ちでいっぱいです。
行事を通して一回りも二回りも成長する子供たちの姿を幾度も目の当たりにしてきましたが、行事を終える度に保育士という職業の魅力を改めて感じる事が出来ます。先生方も同じ気分を味わっていることでしょう。
当園は、園庭もない、園児数も職員数も少ない小さな保育園です。
園庭がなくても意外とメリットは沢山あり、日々充実した活動を行っています。
アットホームな雰囲気の中、子ども達との関係性や理念をもとに同じ方向を向いて保育が出来ているという点においても理想的な環境であると私は自負しています。
しかし、この行事だけは多くの課題があります。
乳児クラスの通常保育を平行しながらの練習です。参加できる職員数にも限りがあり、現地での練習も思い通りには行きません。
立川ひかり保育園の運動会を終えた後、園庭をお借りしながらの練習がスタートします。天候によって練習回数も減ってしまいます。
練習といっても子どもの足で片道20分程歩いてからの練習です。
また夏日になった時は体力、集中力共に失われ、固定遊具のほうに魅力を感じてしまうのも無理はありません。
私たちの心配をよそに子ども達は無邪気に元気いっぱい遊び回り、職員だけで現地での話し合いをして帰ってくるなんてこともありました(笑)。
「楽しかったね~!また行きたいね~!」の弾む会話に私たちの気持ちは複雑です(笑)💦。
「行事のために無理な練習や我慢はできるだけ避ける」を念頭に、発表内容についても子どもたちの様子を見ながら度々変更してきました。
その度に、子ども達のために私たちができる最善を尽くしましょう。と話し合いを幾度と練り返してきました。
とにかく、子ども達が楽しく、意欲的に取り組めるように工夫を凝らしましょう。
例えば、1つだけ挙げてみましょう。
開会式の場面では、整列した行進の練習より、やっているほうも見ているほうも「楽しく」自然と笑顔になってしまうようなもの。ということを追求しました。
また、保護者の方も幼少心を取り戻し一緒に楽しんでもらうため、耳でも楽しんでもらいましょう。ということで、BGMにもこだわりました。
来園される世代ごとに、幼少時代に聞いたことがあるであろう曲を選曲させてもらいました。(当園には20~50・60・70代の職員がいます。小さいころに聴いていた曲をリサーチしました(笑))
当日は、お家の方と一緒に行った競技やダンスが、嬉しそうに楽しく行っている子ども達の姿が、やはり一番印象に残りました。
保護者の皆様に協力をいただきながら
本園の立川ひかり保育園の園庭をお借りて保護者席には大勢のお客様に囲まれて盛大に開催する事が出来たこと。
子ども達、保護者、保育者と力を合わせた素敵な発表会となりましたこと。改めて、ご理解ご協力を賜りまして深く感謝申し上げます。ありがとうございました。