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☆早一か月☆

早一か月が経ちました。

 

令和5年度を迎え、早いもので1か月がたちました。

各保育園や学校、職場ではさまざまな出会いがあったのではないでしょうか。

4月当初は、新入園児、進級園児共に新しい環境に緊張した表情や「ママがいいの」と涙する姿が見られましたが、

いつの間にか、各々の興味ある遊び、人、場所を選びながら自分の居心地の良い居場所を見つけて楽しそうに過ごしている様子にまずはホッとひと安心しているところです。

 

緊張している4月、ゴールデンウィークを挟んだ5月の2か月間は、できるだけその子その子に「まかせる」をモットーに過ごすことにしています。

自分でできること、やりたいこと、一緒に過ごしたい人、場所などを自分で決める体験を積み重ねながらその子のペースで無理なく自由に過ごします。

各担任は、その様子を観察しながら一人ひとりの興味関心、思考、価値観など、友達同士の姿から様々な個性を把握し、

その子にとっての良き理解者となるように努める期間とします。

 

一方、子ども達の視点は「この先生はどんな人?」と常にアンテナを張っている状態です。

自分自身に直接関わる場面だけでなく、日頃の保育者の表情や口調、声のトーンの印象からその子なりの一個人として保育者を理解していきます。

特にこの時期はそれぞれの立場から相手の理解に努め、また、自分のことを理解してもらいたいと思う大切な時期です。

 

こうした理解や受容は、安心できる環境づくりや互いの関係の形成には欠かせません。

しばらくの期間は、園全体での慣れ保育を設けて参りたいと思います。

また、勝ち負けや正解・不正解がない簡単なゲームは、安心して参加できる楽しい雰囲気の中でお互いのことを知るきっかけづくりにも欠かせません。

クラス全体、子ども達同志の信頼関係の構築がきるように積極的に努めていきます。

 

決して、先走って規律や協調性ばかりを重視してしまわないように丁寧に保育運営をスタートしたいと思っています。

 

ご家庭でも保育園の話を夕食時やお風呂の時間にお子さんから聞いてみてください。

保育園で何している時が今一番楽しいか。

夢中になっているものや挑戦してみたいことがあるのか。

お友達との関係やお子さんが園で困っていることなど

気になることがあれば、是非、担任にお話しください。

この時期は、担任に直接言いたいことがあっても、なかなか言えないお子さんもいます。

「ママが言って」と言われることもあるかと思います。

そんな時は、「自分でちゃんといいなさい」と伝えるのではなく、

「わかった。代わりに〇〇先生に聞いてあげるね」と伝え、

是非、お家の方が代弁して気軽に担任に伝えてください。

人の力を借りながら、少しずつ自分でできる様になってきます。

「のんびり、その時を待つ」ということも子育てには重要なことです。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

この記事を書いた人

園長先生
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